陽明庵 はりお灸

脳と身体の再構築ケア

司令塔を整え、滞っていた「心身のネットワーク」を繋ぎ直す。
私たちの身体を動かし、痛みを感じ、そして健やかさを維持しているのは、脳と神経という巨大なネットワークです。

陽明庵では、この「司令塔」へのアプローチを軸に、身体の各部位へと繋がる情報伝達と巡りを整え、本来の機能を取り戻すお手伝いをします。

脳血管障害とは

脳の血管に障害が起きることで様々な症状が起きている脳疾患を総称して脳血管障害と呼びます。
 一般的には脳卒中と言われることが多いです。

 具体的には、脳の血管が何らかの原因で詰まる、破れるといったことで発症する病気のことを意味し、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血をまとめた呼び名として用いられています。

脳血管障害の後遺症とは

脳血管疾患の後遺症には、手足の麻痺をはじめ、言語障害や視覚障害、感覚障害などさまざまなものがありますが、どのような後遺症が現れるかは、損傷を受けた場所と損傷の程度によります。 後遺症の程度によっては寝たきりになったり、介護が必要になったりすることもあります。

脳血管障害に対しての治療

まず施術を受けられる方の全身状態を診させて頂きます。

日常生活がどのような感じか?
何に苦痛を感じているのか?
今後どのようになりたいのか?

目標等を伺います。
その方の身体のバランス(気血津液)を整えながら、後遺症に対してのアプローチを行います。

陽明庵を支える

「三つの専門アプローチ」

画一的な施術ではなく、
お一人おひとりの
「今の身体が必要としている信号」を見極め、
以下の技術を使い分けます。

「脳を目覚めさせ、スイッチを入れる」 ー 醒脳開竅法 ー

「脳を目覚めさせ、スイッチを入れる」 ー 醒脳開竅法 ー

脳卒中の後遺症など、情報の通り道が塞がってしまった状態に対し、全身の要穴を通じて脳に刺激を届けます。
身体のリズムを呼び覚まし、再び「動こうとする力」を繋ぎ直すための包括的な技法です。​

醒脳開竅法について

醒脳開竅法は、1972年に天津中医学院第一付属医院(現:天津中医薬大学第一付属医院)院長の石学敏教授(現在は名誉院長)を中心に開発され、主に脳卒中後遺症の治療に応用されています。この治療法は伝統中医理論を基に、現代医学理論・臨床実践を経て確立されたものであり、これにより脳卒中前兆・後遺症・合併症に対する系統的な治法、処方、操作方法が確立しました。

脳卒中の急性期に発生する意識障害と後遺症に対する特殊鍼治療法です。
現代中国では最も有名な脳卒中の鍼灸治療法の一つです。

「機能の地図から、動きを導く」ー 朱氏頭皮針 ー

「機能の地図から、動きを導く」ー 朱氏頭皮針 ー

脳の運動区や感覚区といった「専門エリア」に対応する頭皮のポイントへ繊細な刺激を送ります。

麻痺や言葉の不自由さなど、特定の機能回復を目指す際に、脳の地図に基づいて的確なバックアップを行います。

朱氏頭皮鍼について

頭鍼療法は【中国の伝統的な刺鍼療法】と、【西洋医学の大脳皮質機能部位に関する理論】を融合した新しい治療法です。
頭皮の特定の部位に刺鍼することによって、対応している体の部分の知覚や運動、言語や情操などの改善や回復を目的とする全く新しい療法です。

鍼灸治療は「免疫力」「自然治癒力」を高める効果がありますが、頭皮鍼によりさらに脳神経細胞が活性化されると、脳内ホルモン(ドーパミン・セロトニン・エンドルフィン・成長ホルモンなど)の正常な分泌を促進させるという効果も期待できます。

「頭を入り口に、全身を調和させる」ー 八卦頭鍼 ー

「頭を入り口に、全身を調和させる」ー 八卦頭鍼 ー

【最新の知見により、対応できる幅がさらに広がりました】 

頭部を「身体の縮図」と捉え、頭へのわずかな刺激のみで、遠く離れた腰・肩の痛みや、指先の強張り、内臓の不調までを整える技法です。

脳からの指令を全身へスムーズに届け、身体全体の「巡りの滞り」を劇的に改善します。

八卦頭鍼について

八卦頭鍼は、中国古来の『周易(しゅうえき)』における八卦理論を頭皮の鍼治療に応用した特殊な鍼法です。

頭頂部の「百会」や後頭部の「強間」などを基準となる「元点」とし、そこから八卦が示す方向への刺入を行います。

この治療法は、頭皮上に配置された八卦の「定位(正確な位置・方向)」「定性(卦が持つ固有の性質や補瀉)」を厳密に組み合わせるシステム(山沢通気や水火既済など)に基づいています。
主に、運動器疾患(腰痛、股関節痛など)や慢性的な痛み、全身の気血の滞りに対する治療に応用されています。

頭部の元点への精密なアプローチにより、遠隔にある患部の緊張や痛みを即時的に改善し、全体の調和を図る専門性の高い治療法の一つです。

このようなお悩みの方へ

  • 慢性的な痛み・不自由さ: 腰痛、頚肩腕症候群、リウマチの強張り、各種神経痛
  • 脳・神経のトラブル: 脳卒中の後遺症(麻痺・言語)、パーキンソン病、顔面神経麻痺
  • 感覚の深刻な不調: 眼の疾患(緑内障・視力低下)、耳鳴り、めまい
  • 自律神経・脳の疲れ: 不眠、倦怠感、ブレインフォグ